ふと見ると、屋外コンセントから
何か長~いコードが向かいの
安アパートの窓に伸びている。
ピンときた若い衆Aがまず
その家に行くが不在なのか留守。
若い衆Bが郵便受けから溢れ出ている
サラ金の督促状ハガキを発見。
(当時のサラ金の督促状は差出人が
私書箱の住所しか書いていなく、
その怪しさっぷりから中身を開封
しなくてもすぐ差出人が推測できた)
そんなラブレターをもらったことがある
若い衆Cがちゃっかり宛名を写メで記録。
若い衆Dがそんなところへ
「社長~! なんか見つけました!」と。
おいおい、不在だからって工具で窓を
こじ開けて人様の家を覗くな。
どうやら何かを充電してるそうで、
会社の電気メーターがフルスピード回転中。
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