TBSの野球特番が『スタジオの雰囲気をお通夜に変貌させる』悲劇が発生。色々な意味で絶望的すぎる

その後、望月選手は中学を卒業し、

奨学金で高校、大学へ進学。

そして今年のドラフトで、ついに

指名候補に名乗りを上げた。

番組では、江藤愛アナウンサーが

「望月選手、そして家族の夢は

 かなったんでしょうか」

とコメントし、ドラフトの結果を紹介。

だが――、

望月選手の名前が会場で呼ばれることはなかった。 

番組MCの中居正広さんは、

「えっ、全部もう、育成(指名)も

 終わったんですか」

と呆然とした表情で一言。

スタジオのゲスト全員が黙り込み、

その中でも北斗晶さんは目に涙を

浮かべていた。 

そして番組では、「指名漏れ」となった

直後の望月選手との中継が始まった。

現場の女性アナが

「今回は残念な結果となりました」

と声をかけると、

望月選手は目を真っ赤にして「はい…」と

だけ返答。

現在の心境を尋ねられると、

「(5秒ほど言葉が出ず)あの…、

 ちょっと言葉が出てこないんですけど。

 力がなかったから呼ばれなかったと思う

 ので。素直に受け止めて…、もう1度、

 プロを目指して頑張りたい」 

と言葉に詰まりながらも答えていた。

また、ドラフト指名を自宅で待っていた

望月選手の家族にも中継が繋がり、

母と妹が涙を流す姿が映し出された。

コメントを求められた望月選手の父は、

「そうですね……。う~ん、

 退路を断ってプロ一本で挑戦してくれた

 ことにね、本人の望む結果ではなかったと

 思いますけど、僕は親としてそこは評価

 してあげたいと思います」 

と絞り出すように漏らしていた。

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