ドナルド・トランプ米国大統領の
アジア歴訪を控え、最初の訪問地
（5日～7日）である日本の
「オモテナシ外交」
（客を手厚くもてなす文化）に
注目が集まっている。
相手の歓心を買い外交成果を引き出そう
とする日本特有の儀典慣行は、昔から
よく知られている。
「トランプといつでも電話が可能な指導者」
を掲げてきた安倍晋三首相は、
公式晩餐会とは別に、東京の和牛店で、
トランプ大統領と夕食を共にするという
ユニークなスケジュールを準備している。
2日、読売新聞によると、5日トランプ
到着当日、東京都内の「鉄板焼き」
専門店で、少数のみで非公式の夕食の
席が用意される。
和牛とアワビの鉄板焼きが有名な
高級レストランで、両首脳間の個人的な
スキンシップを強化しようとする
目的である。
日本政府関係者は、
「ステーキが好きなトランプ大統領の
ためのメニューを選択した」
と紹介した。
油が多い巨大なアメリカンステーキとは
異なり、和牛ステーキは、ワサビの香りが
添加され、口の中で一気に溶け落ちる。
日本の味をトランプの記憶にできるだけ
長く残すという意図と見られる。
安倍首相は、2014年4月に日本を
訪問したオバマ大統領を東京銀座の
寿司名人が運営する
「すきやばし次郎」
に案内した。
席が10席しかなく、一人前が3万円から
始まる店だ。
当時、オバマ大統領がネクタイを緩め、
安倍首相とカウンターに並んで座った
写真は、堅固な米日関係を世界に証明
する強力なツールとなった…（省略）
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