中国が『韓国に屈辱的条件を追加要求して』韓国側が右往左往。我々は物乞いではないと記者が発狂

韓国と中国は先月末、THAADを

めぐっていわゆる

「3不」

と呼ばれる合意を結び、それに

よって韓国の軍事主権は将来に

わたって制限がかけられてしまった。

中でも

「THAADの追加配備を検討しない」

とする項目は、本来北朝鮮の核攻撃に

対する備えとして配備されたTHAAD

の必要性を韓国自ら否定する結果を

招いている。

北朝鮮の核の脅威が厳然として存在

するにもかかわらず、なぜ

「追加配備をしない」

などと他国に約束しなければならない

のか。

それだけではない。

米国のMD(ミサイル防衛)体制に

加わるかどうかも韓国が決めることで

あって中国の干渉を受ける必要など

ないし、また韓米日の軍事同盟も同様だ。

韓国自ら自国の安全保障政策に足かせを

はめてしまっているのだ。 

その後も中国は首脳会談や外相会談など、

機会があるたびに3不の合意内容に沿って

韓国に圧力を加えているが、今度は

「1限」

という言葉まで持ち出した。

1限とは3不の合意文にあった

「THAADが中国の戦略的安全

 保障上の利益を害さない」

「軍事当局間のチャネルを通じて

 中国が懸念するTHAAD関連問題

 ついての疎通」

などの具体化を意味するものと思われる。

影響で今からすでに

「中国軍の関係者が慶尚北道星州郡に

 あるTHAADレーダー基地の現地視察

 を行った」

とか

「星州のレーダー前に遮断壁が設置

 されたのでは」

と言った話も聞かれるようになってきた。

もちろん韓国大統領府、外交部、国防部

はこれを一斉に否定しているが、それを

額面通り受け取ることはできない。

韓国政府は10月末に中国とTHAAD合意

に至った際には

「封印」

という言葉を使い、

「この問題はもう取り上げられること

 はない」

と説明していたが、中国側は習近平・

国家主席自らこの約束を守るよう露骨

に圧力を加えてきた。

しかも韓国大統領府は文在寅

(ムン・ジェイン)大統領と習主席や

李克強・首相との会談でこの問題が

取り上げられた事実を公表しなかった。 

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