記事によると、中韓は今回の
文大統領の中国訪問を
「両国関係の新たな出発点」
と位置付けてきた。
しかし、高高度防衛ミサイル
(THAAD)に対する中国の
圧力は続いており、首脳会談後
の共同声明だけでなく、
それより格下の共同報道発表
すら出さないという。
1992年の中韓国交正常化以降、
韓国の大統領が中国を国賓訪問
した7回のうち、94年3月の
金泳三(キム・ヨンサム)
元大統領の訪問時以外は全て
共同声明もしくは共同報道発表
が出されていた。
しかし、今回の文大統領の訪問
で両国は別々に立場を整理して
発表する予定だという。
「共同声明に中国政府の
THAAD反対の立場と、それを
認識するという韓国政府の立場
を盛り込みたい」
という中国側の要求を韓国側が
拒否したためとみられている。
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