【韓国起源説】韓国が漢字を廃止した理由

3:韓国語における日本語の影響

現在の韓国では、「日本がハングルを奪い民族を抹殺しようとした」と

学校で教育されているわけですが、実際には漢字交じりのハングルは

日本人が日本語をベースに整備し、近代化に対応できるようにしたものです。

韓国が「ハングルを奪った」としているものは、

実際には1940年代にハングルが公教育で廃止されたというだけであり、

ハングルそのものを使うことを禁止したわけではないうえに、

元々公教育において朝鮮人の校長はハングル教育をやりたがらない傾向にあり、

ハングル教育をしていたのは専ら日本人が校長をしていた学校という

背景もあったそうです。

(※8)
「日本と韓国」 八木信雄著 昭和53年(1978年) 日韓文化出版社

※2016年1月28日21時00分修正
「同じ言葉を教えられないのは二等国民のように感じるとの不満」という下りは、

引用元が曖昧でしたので別のものに差し替えました。

ちなみに、ハングル研究者が弾圧されたとの主張が韓国にありますが、

それは以前何度か紹介した上海独立政府のようなテロ組織に、

摘発された研究者が接触を持ったからです。

先鋭的な民族主義思想を持ち、群集に向かって爆弾を投げ込むような組織と

関係を持ったら、現代であっても逮捕されますからこれは当然です。

また日本人が日本語ベースで漢字交じりのハングルを整備した背景は非常に古く、

日韓併合前の1882年にまで遡り、この当時朴泳孝という人物が福澤諭吉から

「朝鮮の独立と朝鮮人の啓蒙の為には、朝鮮語(ハングル)による新聞の発行が不可欠」

と提案されたことに始まります。

そして、福沢の門下生の一人であった井上角五郎らが中心となり、

日本語ベースで近代化に対応した漢字交じりのハングルを整備、

1886年にそのハングルを使用した「漢城周報」という官報を発行したことが、

現代ハングルの出発点となります。

この事は戸籍制度改正により行われた「創氏」の告知広告に書かれた文書が解りやすく、

そこでは漢字と片仮名で書かれた文章の片仮名の部分にハングルの振り仮名がされており、

漢字単語だけでなく文法も日本語ベースであったことが非常にわかりやすいです。

(※論点が逸れてしまうので詳しくは言及しませんが、現在創氏改名とあたかも一緒の制度とされているものは、実際には創氏と改名で全く別制度です)

次ページに続きます。

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