小野寺氏は
「国際的な常識から、潜水艦が
潜航したまま相手の領海近くに
航行することはあってはならない」
と中国軍を批判し、
「毅然(きぜん)とした対処を
していく」
と強調した。
防衛白書によると、商級は最大射程
40キロの艦対艦ミサイルを搭載。
対地攻撃用の巡航ミサイルも搭載
している可能性がある。
小野寺氏は商級の能力について
「搭載される巡航ミサイルは
長射程だと認識している」
と述べ、
「原子力潜水艦は長時間潜航
でき、深い深度を航行すると、
より発見しにくい」
とも指摘した。
また、小野寺氏は
「潜没潜水艦を確認した後、
海自の護衛艦から繰り返し、
この船に伝わるような形で
警告を発した」
と語り、追尾の際、相手に音波を
ぶつけるソナーを用いた経緯を
示唆した。
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