自分のクローンを作って爆発的に増える新種のザリガニ  オスなして爆発的に増殖中 → まさに神に選ばれた個体だな

2月5日付けで学術誌ネイチャー・

エコロジー&エボリューションに

発表された論文によると、

ドイツの研究者たちは、

マーブルクレイフィッシュ

(通称:ミステリークレイフィッシュ)

と呼ばれる新種のザリガニの

ゲノム塩基配列を解読した。

その結果、調べた11個体すべての

ゲノムがほぼ同一であることが

わかった。

つまり、

このマーブルクレイフィッシュは

交配による生殖はしないという

ことだ。

北米に生息する原種は普通に

セックスで繁殖するので、

それとも異なる新種だということに

なる。

ドイツがんリサーチセンターの

後成遺伝学部門を統括する

フランク・リコは本誌に対し、

「きわめて短い期間で進化的な

 事象が発生したということだ」

と述べた。

「長い時間が経てば、だんだん普通

 の繁殖方法に変化していくかも

 しれないが、現在この時点に

 おいては、大変珍しい現象が

 起こっているということだ」

 

リコの説明によると、新しい種の

形成には通常、数千年かそれ以上の

年月をかけた進化が必要だ。

だが、北米原種のクレイフィッシュ

がペット業界で流通するように

なったのはほんの数十年前のこと。

そしてその中から、これまでとは

異なるたぐいまれな種が誕生した

ことになる。

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