遭難者「いやー道に迷ってしまってw助かりました」警察「はい、車から降りてー」俺「おめでとう。これであんたらも前科一犯だな。罰金50万払ってね」遭難者「えっ!」

叔父んとこの炭焼き小屋なんだけど、

叔父が腰を痛めてからは時々暇な時に焼いてる 

大体春と秋 

山の中腹にあるんだけど、一族代々凝り性なのか

そうとう快適な空間が出来上がってる 

来るまでの道も舗装まではしてないけど、

普通に軽トラ通れるし 

電線、水道は引いてないけど、近くの沢から

ひいた水があるし、その水を利用した水車と

なぜかあるソーラーパネルで明かりと携帯や

電池の充電くらいはできる 

それで小屋のある山は町から山1つ越したとこ

(村にしか見えんけど、自称町) 

で、道がしっかりしてるからよくハイカーやら

山菜泥やらがくるわけよ 

ちなみに俺や叔父が入っていないときは、

道の入口にあたる場所に杭があって車は

入れなくなってる 

入口にはちゃんと

「ここより先私有林立ち入り禁止 山菜、猟禁止」

みたいな看板がでかでかと立ててある 

でも、みんな入ってくるわけですよ 

古くからいる連中は暗黙の了解的に

すみわけができてるからまず入ってこない 

入るのは新参かよそからきた連中

次ページに続きます。

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