海底からの高さは最大約100メートルに
上る。
現時点では噴火予測はできないが、
カルデラ直下のマグマが活動的であることを
示しているという。
同センター長の巽好幸教授(マグマ学)の
チームは10月13~27日、大学保有の
練習船「深江丸」を使い、 鹿児島県の薩摩半島
南約50キロに位置する鬼界カルデラ
(直径約20キロ)内で、ドーム状に
盛り上がっている場所などを調べた。
音響測深装置で、水深約200~300メートルの
海底に向けて船から音波を出し、反射波を観測。
少なくとも5カ所で、海底からの高さ
数十メートル~100メートル程度の
熱水プルームを見つけた。
チームは地震計5台、電位差計2台を
海底に設置。
来年3月に行う調査で回収するまで、
鬼界カルデラの地震活動などを観測する。
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