修羅場な話 父親と歩いてたら、男に「鈴木だろ?」と人違いされた。否定したら男は去ったが、父の顔色が青ざめて…!俺「どしたの?」父『さっきの人を探そう…』

初めて兄に会った時、田中さんが間違うわけもわかった。

自分でも気持ち悪いくらい、自分とそっくり。

顔も髪型も着てる服の好みもしゃべり方も一緒。

母親は姉を見るとすぐに泣きだし、姉と抱き合ってた。

兄はずっとむすっとした状況。

多分、私もそういう顔だったと思う。

向こうの父親は来てないみたいだが、事情は知っていた

らしく

「会いたくない」

と伝言があった。

でもそこの食事台は向こうの父親がもってくれた。

姉は

「なんで私たち2人を置いて行ったのか」

と質問した。

最初は浮気の原因についての説明とかだった。

母は最初の旦那の家に行った時、残業休出ばかりで

家にいない旦那の存在に不満をもっていた。

特に姑と気が合わなかったらしく、

「さっさと子供をうめ」

姉を産んでも

「さっさと男をうめ」

とうるさかった。

最初の旦那は姑には何も言ってくれなかったらしい。
そんな時、優しくしてくれた父と関係をもつようになった。

最初の旦那と今の父親と、両方と関係をもつ期間が

半年ぐらいあった。

その期間に、俺と兄を身ごもったらしい。

次ページに続きます。

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