外相会談の報道発表が『中韓双方で完全に別物の内容』で韓国側が右往左往。韓国が中国に屈服した模様

これについて、韓国外交部は

「会談で韓国側は韓半島の非核化に

 対する韓国政府の確固たる意思を強調した」

とのみ説明した。

しかし、会談事情に詳しい政府筋は

「康長官は王外相の前で戦術核については

 一切言及しなかった」

と話した。

相手国の発表文に真っ向から反論しないのが

外交上の慣例であるため、中国の発表分を

全面否定こそしなかったが、事実とは

異なるとの説明だ。

外交筋は

「中国側が『韓半島の非核化』という韓国政府の

 原則を自国の希望通りに解釈した可能性がある」

と語った。

しかし、そうした「解釈」が相手国の閣僚の

「約束」であるかのように発表したことは

外交上の礼儀を著しく欠く。

会談で王外相が行った発言については、

双方の発表文に大きな差はなかった。

韓国外交部は王外相が

「中国・北朝鮮間での密輸取り締まり

 強化を通じ、(北朝鮮の核に)関連する

 安保理決議を徹底かつ全面的に履行していく」

とし、

「同時に対話と交渉を通じた北朝鮮核問題の

 解決努力も続けていく」

と発言したと発表した。

中国外務省は王外相が

「中国側は引き続き安保理の対北朝鮮決議を

 厳格に履行していく。制裁が進むにつれ、

 適切な時期に制裁圧力を交渉のエネルギーに

 転換すべきだ」

と述べたとした。

一方、韓国外交部によれば、同日の会談で

康長官は

「ロッテなど中国に進出する韓国企業の苦労が

 強まることは、(韓国の)国民感情を悪化

 させるだけでなく、他国の企業にも中国への

 進出リスクを浮き彫りにする」

と述べた。

また、康長官は

「中国政府の関連努力と両国間の人的、経済的

 交流の速やかな正常化が必要だ」

と強調したという。

次ページに続きます。

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