総選挙後に参議院の民進党議員は
希望の党に合流するのが前原提案の
ひとつです。
会場で配布されたプリントには
書かれていない合意事項です。
拉致特別委員会でお隣にいた
中山恭子さんに伝えると
「えっ、何も聞いていない」
と驚いていました。これが現実です。
憲法、安保問題などで相いれないこと
になれば、新党に合流しない判断を
するかもしれません。
すでに覚悟はできています。
無所属では仕事に制約ができるので、
志が同じ方向の議員と行動を共にする
選択しかないでしょう。
5人いれば新党ができます。
民進党の議員総会では希望の党への
合流に批判的な意見を述べました。
しかしすでに流れはできており、
当面は衆議院選挙候補者の判断でした。
質問は出ても反対論がなかったのは、
選挙で勝たなければならないからです。
できるだけ多くの議員と新人が勝利を
おさめてくれることを望みます。
問題は政策などの内実です。
「妥協の原則」(藤田省三)を設定する
にしても、政治観(=人生観)の原則を
歪めるわけにはいきません。
前原代表の決意に一任したのですから、
しばらくは注意深く推移を見つめます。
小池代表とは世界観を異にしますが、
政治とは時代を動かすための道具です。
次ページに続きます。