裁判所がこのような判断を下している
ようでは
「政治裁判」
との指摘を受けるのも当然と言わざる
を得ない。
実は今回の事件に特別複雑な問題はなく、
最終的には朴前大統領が崔順実被告の
ため企業に何らかの支援を強要したのか
というその1点だけだ。
もちろんこの事件の本質については
「強要」あるいは「恐喝」
とする見方も多い。
しかし検察と特別検事はこれを無理やり
「贈収賄」
として起訴し、政府もこの裁判について
「贈収賄で有罪判決を出すこと」
を政権の第1の課題としている。
言うまでもなく
「強要」よりも「贈収賄」
の方が罪が重いからだ。
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