TBSの野球特番が『スタジオの雰囲気をお通夜に変貌させる』悲劇が発生。色々な意味で絶望的すぎる

幼い頃からプロ野球選手を目指していた

望月選手は、小学4年生の時に周囲との

「温度差」から少年野球チームを退団。

そこで、建設会社を経営していた父に

「毎日練習に付き合って欲しい」

と頼んだ。

息子からの真剣な願いに父は応えた。

毎日2時間の朝練習に付き合い、

会社も早退した。

さらに、息子を高額な野球塾に通わせる

など、毎月10万円以上を望月選手のため

に費やした。

当然、家計は苦しくなり母はパートへ。

だが、それでも父は息子のサポートを

優先した。

あるときは、息子の練習のために85万円の

バッティングマシーンを購入したというのだ。


■部下の横領で父の会社は廃業に

望月選手が中学生になると、親子の

練習時間はさらに伸びた。

父が会社を休んで練習に付き合い、

経営を部下に任せることも多くなっていた。


このとき、一家を揺るがす大事件が起きる。

父が仕事を任せていた部下が、

会社の建設資材を転売し、その金を

持ち逃げしたのだ。

被害額は数千万円に達し、父の会社は

廃業を余儀なくされた。 

会社を失ったことで、望月家の生活は激変。

日々の食費にも困るようになり、

父と母が衝突することも多くなった。

だがそれでも、父は

「高校入学まで付きっ切りで練習を見たい」

として、なかなか新たな仕事を始めなかった。


徐々に崩壊する家庭に強く責任を

感じていたという望月選手。

番組の再現VTRでは、自分の部屋で

一人号泣する望月選手に、妹が、

「やめなよ、野球。

 家族がここまでぐちゃぐちゃになってる

 のに。そこまでして続けるものなの、

 野球って?」 

との言葉をかけるシーンも放送された。

こうした状況について、望月選手は番組の

インタビューの中で、 

「泣いてるときは死にたいって思って

 いました。お父さんを見てても、お母さん

 を見てても前までは普通だったのに…。

 幸せな普通の家族。でも自分が野球をやって

 から、家族が無茶苦茶っていうかバラバラに

 なった」


と悲壮な表情を浮かべて振り返る。

その上で、

「自分が何とかしないといけない。

 プロ野球選手になって、親を生活できるように

 させてあげたい」

とも話していた。


ドラフトの結果は… 

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