毎日新聞は10月26日の
オピニオン面に
「森本・加計学園問題終わっていない」
「取材拒否に批判の声首相夫人の地元回り」
との見出しで、選挙期間中の安倍陣営の
対応を批判する記事を掲載した。
確かに安倍陣営は、
「昭恵氏に危害を加えかねない動きがある」
として、個人演説会などの取材を拒否した。
毎日の記事は、この対応について
「地元での『森友・加計学園問題隠し』に
批判が出ている」と断じた。識者の
「有権者に候補者の姿勢を説明する機会を
なくしている」
とする意見も掲載した。
19日の総決起大会の様子について
「ロビーに報道関係者の会場への
立ち入りを禁じる紙が張られ、
警察官が警備にあたる『厳戒態勢』
が敷かれた。記者はロビーに漏れて
くる演説の音を聞くしかなかった」
と記した。
半面、会場入り口で黒川氏が演説を
していたことは書かなかった。
ツイッターでの
「取り囲みましょう」
にも触れたが、黒川氏が書き込んだ
とは、明示しなかった。
もし自民党以外の候補者や団体を
対象に、
「○○を取り囲みましょう!」
というネットの書き込みや、
妨害するかのような会場前での
演説が行われていたら、毎日新聞や
朝日新聞はどう報じただろうか。
次ページへ続きます