タクシーに乗ると、運転手『座席の前にしゃがみ込んで。荷物も』俺「ええ?なんでですか?」『後で説明するから。俺がいいと言うまで動かないで』 → 結果・・・・・

「着いたよ」 


外を見るとそこは確かにネカフェの前だった。 


「ありがとうございます」 


メーターは回ってなかった。

運転手は初乗り料金を告げ俺は払った。

このまま降りようかと思ったが

やっぱり気になってなぜしゃがませたのか、

そもそも最初の合図は何だったのかを訊いた。

「いたんだよ、あそこに」 


「え、どこですか?」 


「林を通っただろ?

 あそこな、時々おかしな奴らが

 待ち伏せしてるんだよ」 


「待ち伏せ……」 


「通りかかった奴をナグってボコボコにして

 身ぐるみはいでレ*プして、もう何人も

 被害に遭ってる。男も女も」 


「ええ?!何ですか、それ。警察は?」 


「捜査してるはずだが、一向に捕まらない。

 暗くて目撃者もいないせいか、他に何か

 あるのか。何にせよ地元の人間は夜は

 決して徒歩や自転車で通ったりしない」 


「とにかくそれで合図を?」 


「もう林まで近かったから、

 あからさまに停まったらバレる。

 獲物を奪ったと追っかけてこられたら

 面倒だからな」 


「しゃがんだのも僕を乗せてることを

 隠すためだったんですね」

「ああ。じゃもう帰るから」

「あっ、最後に一つだけ。

 なぜ今夜いると判ったんですか?」

「血がね。

 ライトで見えたんだ。まだ乾いてなかった」 

57 : 本当にあった怖い名無し 2013/08/30(金) NY:AN:NY.AN ID:izZa6xSJ0
>>49-50 
怖かった 
引用元:http://watarukiti.com/archives/72652962.html

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