『中国は我々を朝貢国家に認定したのか』と韓国がようやく現実を認識。ここまで酷い国賓訪問はない

習主席も

「THAAD問題は韓国が適切に

 処理することを願う」

と話した。

THAADを追加配備せず、米国

のミサイル防御体系(MD)に

参加せず、韓米日軍事同盟を発展

させないといういわゆる

「3不」

を韓国に対しきちんと守れと露骨に

圧迫したのだ。 

今回の会談は内容だけでなく格式、

日程の選択などでも少なからず遺憾

を残した。

何より

「国賓」

として招いておきながら中国の態度は

無礼を越え、韓国としては侮辱と

感じられるほどだ。

通常、長官級が出てくる空港の出迎えを

次官補級が務めたことからしてそうだ。

格が下がったことも問題だが、

「THAAD担当者」

を送ってきたのも常識的ではない。

文大統領の北京到着当日、習主席を

はじめとする国家の主要指導者が

南京虐殺80周年追悼式への出席を

理由に北京を留守にしていたのも

礼儀を欠いている。 

訪中の4日間、文大統領と中国高官

の食事は習主席との晩餐、

重慶市党書記との昼食だけだ。

名前ばかりが国賓訪問なだけで、

過去の朝貢国家に対するかのように

冷遇するというやり方だ。

このような

「中華覇権主義」

は両国の関係発展に少しも役に

立たないばかりでなく、中国の国際

社会でのリーダー国家としての成長

においても大きな障害となるだろう。

韓国の記者が中国側の警護員に

集団暴行され重傷を負うという

とんでもない事態まで重なった。

一流国家ではあるまじきことだ。


結局、共同声明も記者会見もない

会談になってしまった。

このように後腐れの多い国賓訪問

もないだろう。韓国が自ら招いた

側面もないわけではない。

年内訪中や習主席の平昌

(ピョンチャン)オリンピック招請

に執着し、緻密な外交折衝戦を

行えなかったという見方もできる。

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