話の中でこのあと帰宅するだけだと
言ってしまっていたし、
若かった私はどう断ればいいか
分からず仕方なく車を走らせケーキ屋へ。
バッチリキメた哲郎が女性だらけのケ
ーキ屋さんで目立つ目立つ。
ケーキを食べながら哲郎の携帯に
保存されたお気に入りのお姉さんの
画像コレクションを延々見させられる。
携帯ショップやカフェの店員さんを
写したものらしい。
その後カフェの梯子を提案されたが
さすがに断り、何とか元のお店へ
戻って哲郎を下ろした。
降りる前にハグしてくる哲郎。
欧米か。
帰宅し両親に事の顛末を話すと、
何かあったらどうするつもりだったんだと
めちゃくちゃ叱られた。そりゃそうだ。
もし今度このような事があったら、
絶対ちゃんと断ろう!
と心に誓った。
これで終わったかと思いきやまさか
続くことになるとは。
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