1:日本語の起源を主張する韓国
まずはこちらの記事から
元駐日韓国総領事、「日本語のルーツは韓国語」と主張
Record China 2016年1月24日
http://www.recordchina.co.jp/a121602.html
2016年1月22日、韓国・世界日報は、日本語のルーツが韓国語であるとする主張を紹介した。
キム・セテク元駐日韓国総領事(78)は、「日本が韓国語を無視する限り日本語の語源を見いだすことはできないだろう」と述べ、日本語のルーツが韓国語であると主張している。キム元総領事は「人々がこのような私の主張に疑心暗鬼なことは知っている」と述べたうえで、「日本が韓国語と韓国を正しく理解してこそ、日韓関係を正しく認識し朝鮮半島植民地史観(日本統治時代に主流だった歴史観)で韓国を眺める認識が変わる」と語った。
キム元総領事は「日本で働いている間、韓国語と似た日本語を発見するたびに『日本語のルーツは韓国語』という確信を持った。韓国語と似た日本語を発見するたびにメモをして、後に辞書で単語一つ一つを調べた」と語っている。キム元総領事が2015年末に出版した著書「日本語漢字訓読、韓国語で解釈できる」は、20年間のデータを集め研究した結果をまとめたもので、2005年の「日本語の中の韓国語」、2010年の「日本に渡った韓国語」に続く3作目の著作となる。
この韓国起源説なのですが、現代の韓国ではかなり広く普及しており、
特に若い世代ではこの起源主張を疑う人はあまりいません。
その背景としては以前から書いているように教育の影響が強く、現在の韓国では
「日本に文明を伝えたのは韓国」とか「日本を作ったのは韓国人」という
民族主義教育が積極的に子供の頃から行われているため、
これが様々な韓国起源説を生み出す切っ掛けとなっており、
個別の事例では信じる・信じないに差はあっても、大半の韓国人は何かしらの
韓国起源説を信じているというのが実態だからです。
こうした背景があるので、韓国起源説にたいして
「そんな事を信じているのは一部の人だけ」と主張する人は、
大抵が嘘をついているか或いは韓国の教育現場で起きている事をまるで知らず、
漠然としたイメージだけで擁護しているかのどちらかです。
そしてこの韓国起源説で一番おかしいのは、この説を主張する人々は
現代の韓国語と日本語を比較して
「似ているから韓国起源だ」
としている事です。
日本による併合があり、その影響が言語にもある事を知っていながらです。
そしてこの矛盾に疑問を感じる韓国人は殆どいません。
これが現在の韓国の姿です、教育の影響というのはそれほどまでに大きいのです。
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