【韓国起源説】韓国が漢字を廃止した理由

韓国の『国語醇化資料集』における日本語語彙
生活用語を中心に
李光済
http://ir.nul.nagoya-u.ac.jp/jspui/bitstream/2237/8343/1/lee6.pdf

1. はじめに
現代韓国語の語彙には膨大な外来語起源の語彙がある。古くから表記の手段として中国の文字である漢字を受け入れ、漢文が長く公用語として用いられたために、膨大な量の漢語が流入した。また、高麗時代末期にはモンゴル語の流入があり、さらに日本に門戸を開放した「日朝修交条規(江華島条約)」(1876年)以降は主に日本語と英語からの語彙が流入した。以降、政治的、経済的、社会的、文化的接触により日本語からの本格的な語彙借用が始まり、1910年から36年間にわたる植民地支配によって日本語からの借用がさらに拡大した。1945年解放以降、「国語醇化運動」が始まったが、植民地当時の法律、行政、社会制度等が受け継がれたことや、学術用語、科学技術用語の流入により、日本語からの借用は中断されなかった。

しかし日本語系語彙に関する研究は「国語醇化運動」の一環として排除の対象として扱うものが多く、研究対象として取り上げられることもあまりなかった。そのために現在に至るまでどういう語彙がどれくらい流入したのかについての実態調査は少ない。現代韓国語語彙体系に及ぼした日本語系語彙の影響を客観的に研究することは現代韓国語の語彙研究にとって重要なことである。

2. 考察の対象
『国語醇化資料集』(2003)は、1977年から2002年まで関係機関が発行した『国語醇化資料集』を国立国語研究院が整理したもので41分野にわたり20,530語を収録している。語種構成については、漢語が11,210語(54.6%)、西欧外来語が6,582語(32.1%)、日本語系語彙が2,087語(10.2%)、混種語が471語(2.3%)、韓国固有語が180語(0.9%)を占めていると報告している。41の分野別分類は次の通りである。

(中略)

5.2 借用様式
日本語系語彙は、借用様式により、音を借りた「音声借用」と、漢字を介した「文字借用」と、その両方を重ねた「混合借用」とに分けることができる。
調査対象語の借用様式別の分布は次の表3の通りである。
(中略)
これを見ると、和語、外来語、混種語は音声借用が多く、漢語は文字借用が多いことがわかる。それぞれの類の例は次の通りである。

1)和語
文字借用:가봉(仮縫い)、견습(見習い)、내역(内訳)、대출(貸出)、대폭(大幅)、매도(売渡し)、 매립(埋立)、매상(売上)、매점(買占め)、명찰(名札)、방사(放飼い)、사입선(仕入先)、수당(手当)、수부(受付)、승환(乗換)、언도(言渡し)、위체(為替)、이서(裏書)、인상(引き上げ)、입구(入口)、적립(積立)、절상(切上)、조립(組立)、지불(支払)、취소(取消)、평영(平泳ぎ)、품절(品切れ)、할인(割引)など

音声借用:가라테(空手)、가마보코(蒲鉾)、가즈라(鬘)、가타가키(肩書)、구루마(車)、구치베니(口紅)、나카마(仲間)、노리마키(海苔巻き)、다라이(たらい)、다마네기(玉葱)、다테(縦)、데코보코(凸凹)、마구로(鮪)、미다시(見出し)、사루마타(猿股)、사시미(刺身)、소데나시(袖無し)、시바이(芝居)、아키바레(秋晴)、오시이레(押入)、테모치(手持ち)、히키사게(引下げ) など

混合借用:복지리(フグ汁)、소라색(空色)
(後略)

記事引用元:http://ch.nicovideo.jp/ooguchib/blomaga/ar958549

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