こうした中、国連のラクロワ
PKO局長は24日、国連本部
で記者会見し、去年1年間に武装
勢力などの攻撃で命を落とした
隊員は56人と、おととしから
倍増していることを踏まえ、隊員
の安全確保が喫緊の課題だとした
うえで、派遣前と派遣後の訓練が
十分でないと、強い危機感を
示しました。
そのうえで、
「日本のような国からの支援が
必要だ。24日、日本政府の
高官と会談したが、支援を
得られることを期待している」
と述べて、増え続ける訓練費用
を確保するため、通常予算とは
別に自主的な資金提供を日本に
求めていることを明らかに
しました。
トランプ政権が国連機関への
拠出金の削減や一部の機関から
脱退を表明する中、国連は、
パレスチナ難民を支援する国連
機関の代表が来日して緊急の
資金拠出を要請するなど活動
資金の確保を迫られています。
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