『安倍首相は日韓合意を韓国に押し付けるな』と新聞記者が”本音”を思わず吐露。五輪を政治利用するな → ホスト国が もてなす側。

私たちは、むしろ出席した方が

いいと主張してきた。

「平和の祭典」

に政治的な対立を持ち込むべき

ではないと考える。

2年後の2020年には同じ

アジアの日本で東京五輪・

パラリンピックが開かれる。

出席を決めた首相の判断は理に

かなっている。

ただし、気になるのは、首相の

訪韓について慰安婦問題での抗議

に力点を置くような議論があることだ。

首相は出席の意向をまず産経新聞の

インタビューで明らかにした。

その際、

「現地で文大統領とぜひ会談したい。

 慰安婦問題をめぐる日韓合意4に

 ついて韓国が一方的にさらなる

 措置を求めることは受け入れる

 ことはできない。この考え方を

 直接伝えるべきだと考えている」

と述べた。


具体的な会談日程が決まらない

うちにメディアを通じて首脳会談

の意向を明らかにし、そこで

慰安婦問題で直言することを強調

している。 

慰安婦問題を主な議題とする首脳

会談を行うことで、文政権に反発

する国内右派に配慮するという

意味があるのでは、とも受け取れる。 



しかし、訪韓の意義は、なにより

開会式に同席し、五輪のホスト国

に敬意を表すことにあるはずだ。 

慰安婦問題はあるとしても、

政治問題と切り離すことで、

日本の前向きな外交姿勢を

アピールできる。

韓国に対する立場を強めること

にもつながる。 

もちろん首脳同士で意見が異なる

問題を議論することは重要だ。

しかし慰安婦問題が突出すれば、

双方の対立が先鋭化し、関係悪化

を内外に露呈させてしまうおそれも

ある。そうなれば、せっかくの

開会式出席も効果が減じてしまう

だろう。

平昌五輪・パラリンピック後の

今春以降、北朝鮮情勢が再び緊迫

することも予想される。 

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