【話題】安倍首相は訪韓で、あえて元慰安婦の方々と面会してはどうか → トランプみたいにいきなり抱きつかせるのか?

これは、日韓両国で立場が違っても、

「痛みを感じるべき、不幸な歴史」

だとして、認識を共有すべきである。

そして、少なくとも

「侵略された」

韓国側は、より民族・国家としての

誇りを深く傷つけられている。

日本側が

「痛みを感じている」

ということを示さないと、この問題は

先には進めないだろう。 

かつて、中曽根康弘元首相は、

韓国に対して

「私は民族主義者だ。

 だから、あなたがたの民族主義も

 理解する」

と語りかけた。

安倍首相をはじめ日本の保守と

称する人たちは、中曽根元首相の

「保守の矜持」

を学ぶべきだろう。 

■過去について余計な反論をせず現代日本の「女性の人権尊重」アピールを

もっとも、安倍首相が

「過去の不幸な歴史に、痛みを感じる」

ということを示しても、韓国側が

それを受け入れないかもしれない。

語弊を恐れずあえて言えば、

韓国には、

「慰安婦問題」

など、日本との過去の歴史の問題が

解決してしまったら、困る人たちが

一定数いるようにも思われる。

日本がどんなに韓国に歩み寄ろうと

しても、韓国側に拒否されて、

無理だという考えはあるだろう。 

だが、それならそれでいいのでは

ないか。

安倍首相が元慰安婦に対して直接

「痛みを感じる」

と話すことで、日本は慰安婦問題

について、一定の結着をつけたという

印象を、世界中のメディアに対して

与えることができるからだ。 

日本には、従軍慰安婦問題について

世界中が誤解していると言う人が

少なくない。

だが一方で、韓国が

「日韓合意」

という国家間の公式な合意を反故に

してまで

「感情の問題」

とし続けることに、世界的な理解が

あるわけでもないのだ。

この

「韓国の感情」

を別にして、世界から見れば、二国間

の合意があり、日本が10億円を拠出し、

安倍首相が元慰安婦に直接面会すれば、

過去の問題は解決だというのが常識

だろう。 

この連載では、かつて筆者が英国で

講演した時、英国人の紳士から

次のように話しかけられたことを

紹介した。

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