韓国元ホテル従業員「10年前も便器磨いたスポンジでコップ洗っていた。昨日今日のことではない」

「安心して泊まれる場所がない」

「一流ホテルがこのありさまなら…」

と不安に思う人々は多い。

不信を招いた第一義的な原因は

現場で職業倫理を守らない従業員に

ある。

そして、これを事実上黙認して

宿泊客集めにばかり力を入れる

ホテル側の責任も避けられないと

指摘されている。

■「時間がない」とマニュアル守らない清掃スタッフ

各ホテルには便器・洗面台・食器

をきれいにする時に使うスポンジや

手袋を区別して支給するという

マニュアルがある。

ホテルの元従業員や現職の従業員は

「マニュアルをすべて守っていたら

 担当する客室の清掃を時間内に

 終えられない」

と言う。

時間がない最大の理由は、手当を

より多くもらおうと能力以上に

多くの客室を担当することだ。

一流ホテルで働く女性は

「一日8-12室を清掃すればひと月

 で基本給約170万ウォン

 (約17万円)もらえる」

と言った。

だが、実際にはほとんどの清掃

スタッフが割り当てられたもの

よりも4-5室多く清掃する

「オーバールーム」

をして、1客室当たり

5000-6000ウォン

(約500-600円)多くもらう。

マニュアル通りにすれば1室清掃

するのに約1時間かかる。

しかし、同じ時間内に

「オーバールーム」

まですれば1室約45分で終わらせ

なければならない。

ある清掃スタッフは

「良心にさいなまれるが、

 時間に追われているので、

 結局はマニュアルを破ること

 になる」

と語った。

だが、手袋やスポンジの交換は

1分あればできる。

このため、結局は

「職業倫理の問題」

という指摘は避けられない。

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