【修羅場】上司「リストラ候補2人選んで」私「Aさん(20代既婚)とBさん(30代半ば選択子なし)で…」→ 数日後、横断歩道で背中を押された

能力はみんな大差ない。

色々考えた挙句、決めたのはBさんって人。

Bさんは30代半ばの選択子梨(本人申告)で、

Bさんがやってる仕事では必要ないが

ある資格を持ってる人なので、他の人に比べて

再就職の道はあるだろうと思った。

又Bさんは自身のご両親と同居しているので

たちまち生活に困ることは無いだろうと言うのも

理由のひとつ。

もちろん実際どうなのかは分からないが

そういうところで判断していくしかなかったと

思っている。

Bさんに告げた時、理由も聞いてこず、

ただ刺すような視線を寄越して

一言も話さず部屋を出ていった。

覚悟はしていたけど、その視線が心に突き刺さって

入社以来これほどしんどかったことはない。

ふたりに告げて、それから退職日の調整を

することになってたんだが

ふたりとも翌日から出社してこなかった。

まぁ本人たちからすれば、その気持ちは分からなくもない。

そして数日後、帰宅途中に横断歩道で信号待ちしていたら、突然背中を押された。

一番前で待ってたから、つんのめるように車道に出て
幸い左折するつもりだった車でスピードを落としていたし
ドライバーさんの反射神経が良かったのか急ブレーキで助かった。

心臓がバクバクして、背中の感触は残ってた。
そして後ろの方では大騒ぎになってて、女の人が取り押さえられていた。

突き飛ばすところを見ていたサラリーマンが数人で抑えつけていたのがAさんだった。

なんと表現していいのか分からない。あの時の感情。
たぶん警察に突き出したほうが良かったんだろうけど、なんか出来なかった。
仕事だったとは言え、今思えば感じる必要のない負い目をその時は感じてしまってた。
知り合いだからと説明して、お礼を言ってサラリーマンたちには手を離してもらった。

それから喫茶店に連れて行って、溜まってることがあるなら聞くよ?って言ったら
それから30分ぐらい愚痴を聞かされた。

遠方から嫁いできて、こっちの生活に慣れなくて、体調も悪くて・・・
それを夫に訴えても分かってくれないし、体調悪くても完璧な家事を求められるし・・・
会社に行ってる間は身体はしんどくても心は楽だったって。

最後のを聞いて

「ねぇ、それって旦那さんが居ない方が楽って

 ことなんじゃないの?」

って聞いたらピタッと言葉が止まってしくしく泣きだした。

なので


「20代なんて本当なら一番楽しくて幸せな

 時期じゃないの。いくらでもやり直せる年代なのに

 なにやってんのー。家族を思いやれない男なんて

 これからも変わることはないと思うよ?

 一度地元に戻ってこれからのこと考えた方が

 いいと思うよー?」

って言ったら


「考えてみます・・・」

って。

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