【恐怖】とある田舎に訪問販売へ →父「明日はあの大きな立派なオタクにセールスかけよう」民宿の三姉妹『やめなさい…!地元の人間もあの家の中には行かない、実は・・』

民宿に向かう道の途中、その地域一番の分限者らしい

大きくて古めかしい立派な家を遠くに見かけ、

「明日は一番にこの家にセールスかけよう」

と思ったという。

民宿では、寡黙な中年の三姉妹が料理やら
布団やら出してくれたという。
酒が入るとお喋りになる父は、料理を下げに来た
姉妹相手に、病気の妻への心配やら、女房子供と
離れて暮らす寂しさ、早く手術費を稼いで
家族一緒に暮したいという話をした後、
「明日はあの大きな立派なお宅にセールス
 するつもりだ」
と言ったらしい。

するとしばらくして三姉妹が並んで入って来て、

神妙な顔で
「あの家に行くのはやめなさい」
と言ったらしい。
「あの家には私達と同じ年頃の男がいる。
 あの家の息子だが、あの家は血の近い結婚を
 するせいかあの男は頭がおかしい。
 子供の頃から動物を殺したり、他の家の子供を
 川から突き落としたり首絞めたりした。
 お刀自に厳しく躾けられて家族には手を出さずに
 暮らしてるようだが、あの家に出入りしてた
 手伝いの娘はある日急にいなくなった。
 訪問販売の男があの家に入って行って、
   一向に出てこないこともあった。

  それは何度もあった。

 地元の人間もあの家の中には行かない。
 
 あの息子と家で二人きりになったらお仕舞だ。
 だからあんたも行ってはいけない」
という話だったらしい。

三姉妹の厳しい顔を見て、この話は本当かもと

思ったと父は翌日すぐ東京に戻ったという。
その後副業も違う仕事に換えた。
結果としてもっと早くお金が貯まり、母は手術し、
回復後には何とか家族一緒に暮らせるようになった。

「訪問販売やってると、

 『知らない人間なんか家に上げたら怖いから』
 なんて言われるんだけど、
 『知らない人間の家に上がる』
 っていうのも怖いよなって気づいたら
 もうあの仕事は嫌になった。
 社長が言ってたんだけど、実際、訪問販売
 やってて仕事行ったままフラッといなくなる
 
 奴は多いらしい。自分の意志で、仕事に飽きて
 とかお金や商品持ち逃げしようとかで、
 フラッといなくなったとかならまだいいんだけどね。

 すっかり消息絶った人間にはもう理由は訊けないから」

と言ってた。

69: 名無しさん@おーぷん 2016/07/13(水)15:58:07 ID:55P
まあ893な人間が多い商売だしね、金絡みの自主的な消息不明も多いだろうけど。
消息不明になっても探す身内が少なそうな業界でもあるな。

しかし本当に昔話みたいな話だね。
ヤマンバの家に行きかけた旅人が村人に、みたいな。

70: 名無しさん@おーぷん 2016/07/13(水)19:00:41 ID:mwY
>>68
何か日本昔話でも読んでる気分だった

71: 名無しさん@おーぷん 2016/07/13(水)19:31:28 ID:POo
お話も怖いけど、立派なお父さんだね 家族愛を感じる

72: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)10:50:43 ID:UDP
怖いな実際、やられちゃってる人もいっぱいいるんだろうなぁ
記事引用元:http://onihimechan.com/archives/56572609.html

スポンサーリンク

この記事が気に入ったらいいねしよう!
この記事をお届けした
これ見て!の最新ニュース情報を、
いいねしてチェックしよう!

★記事が気に入ったらシェアお願いします★

★フォローはこちら★