ただ、このことが事態を好転させた。
次の日、奴が罠にかかったのだ。
放課後頃、奴と取り巻き2人の3人での
会話を拾っていた。
リーダー
「昨日○○が『おまえがはんにんだろぉーーー』
とかキモい顔で言ってきたよ」
トリマキA
「うわぁキモっ」トリマキB「うぜぇーwwww」
リーダー
「ムカつくからボコってやったよwwww」
ボコられてねぇよ誇張すんなと思いつつ、
この時点でなんか喋ってくれると思ってワクワクした。
そして、
リーダー
「ま、犯人は俺なんですけどね!」
トリマキA,B
「アーッハッハッハプゲラゲラアひゃはやひゃw
ふぉうぃあjふぇうぇいfjげrgg
思わず俺はガッツポーズ。 おまけに
トリマキA
「そういえばさ、なんで盗んだパンツ、あいつの
カバンなり机に仕込んでおかなかったんだ?
そうすれば決定的証拠をあいつになすりつけ
られたのにwww」
リーダー
「いや、なんか△△(被害者の女子)のパンツを
手に取った瞬間、なんかこうムラムラしちゃって
今俺の家にあるwww」
トリマキA,B
「うわーさいてーーwww」
「おまっ、それでヌイてないよなー?www」
リーダー
「何度か、オカズにしちまったwww」
トリマキA,B
「プゲラウヒャオエエエテウェrw」
トリマキA
「そうだ、じゃあさ、パンツにセーシぶっかけた奴を
○○の机にいれておかね?」
トリマキB
「うわっ!それを暴いたらダメージでかくねwwwwww??」
リーダー
「ナイス!それ行こう!ちょっと待てwww
それ俺のセーシをみんなに公開すんのかよwwww
お前やれよwww」
トリマキA「やだよwww」
トリマキB
「じゃあ○○に強制的にオナニーさせて奴自身の
セーシかけさせるのは?」
トリマキA
「それじゃ、俺らが犯人だって奴にバレんだろ」
トリマキB「あー、、」
リーダー
「いいんじゃね?奴にバレても、セーシパンツが奴の
机から発見されれば あいつがいくら俺らが
犯人だと主張しよーと、クラスの連中はどっちを
信じるんだ??」
トリマキA「あー、まーなーwwww」
トリマキB
「じゃあ早速来週あたり実行ってことでwwww」
その後は、俺をどこにどうやって呼び出すとか
誰を何人集めるとか、オナニーさせる方法とかを
一生懸命研究していました。
さっそくその音声を明日、みんなに報告してやろうと
楽しくなってきました。
それと念のため、リーダーとトリマキ2人の
家庭にもご報告をと、ICレコーダーから
カセットテープに録音を移し変えて、
俺がお宅の息子から無実の罪を着せられていること、
毎日暴/力を受けていること、など事件の一連の
報告を手紙にして、テープと共に3人の家に郵送して
おいた。
次の日、帰りの会のときの通例となっている
日直からの
「何か連絡事項ある係りはいますかー?」
の問いの時間に発表しようとした。
その日の日直はちょうどリーダーの奴で、
奴の問いかけにすかさず手を挙げる。
案の状崩れた笑顔で俺をシカトするので、
かまわずICレコーダーを手に教壇に上がった。
担任は
「何する気だ?座ってろ!」
と俺を引き摺り下ろそうとするが
かまわず、
「こないだ△△のインナーが盗まれた事件が
あってから、俺がさんざん疑われているけど、
真犯人がわかったので発表します!
真犯人は、××(リーダー)です!」
と一気に叫んだ。
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