今月10日に当ブログで、韓国のラカイコリアというアパレル企業が旭日旗関連製品を回収し、それを8月15日の光復節(韓国独立記念日)にまとめて燃やすプロジェクトを進めているという記事を投稿しました。
普段は感情を表さない管理人も、あまりの侮辱的な行為にプンプンしちゃいました。
それにしても、一介のアパレル企業がこれほど過激な政治活動をするのか、反日が正義である韓国においては肯定的に受け止められるとしても、本家である米国ラカイはこの活動を了承しているのか、そんなモヤモヤが残っていましたが、記事を投稿してから2日後の12日に、この記事を見た読者から一件のメールが届きました。タイトルは「ラカイコリアに関する新事実」。
このメール送信者は、ラカイの日本販売業者に、「ラカイコリアの旭日旗焼却プロジェクトを米国本社が知っているのか聞いてほしい」とメールを送ったところ以下のような回答を受けたそうです。
えっ?ラカイと関係ない企業がラカイというブランド名を無断使用し、さらに反日マーケティングをしていると?
確かに公式サイトに掲載されている商品ラインナップを見ると、米国ラカイや日本のラカイは同じような商品が売られていますが、ラカイコリアだけデザインがまったく異なっています。
米国本家ラカイ商品:www.lakai.com
日本のラカイ商品:lakaitokyo.jp
ラカイコリア商品:lakaikorea.co.kr
しかし、そんなことが本当にあり得るのかとにわかに信じがたい状況だったので、最も信頼できる情報筋、本家本元の米国ラカイに直接尋ねてみることにしました。そして得た回答が以下の通り。
要約すると、ラカイコリアは米国本家ラカイとは一切関係のない別のブランドということです。
いや、何が驚きかと言えば、海外のブランド名を勝手に使用していることもそうですが、今回の旭日旗焼却プロジェクトのように、政治集団顔負けの反日マーケティングを全開にして商売しているという点です。
ラカイコリアは、8月15日の光復節や3月1日の三一独立運動記念日などに合わせて、割引セールや記念品販売なども行っており、また、韓国の独島愛協会という団体と提携し、ラカイKRという愛国を前面に掲げた商品ラインナップを出し、その収益の一部を同団体に寄付する活動も行っています。以下、その関連記事。
ラカイコリア独島愛協会と協定(2017年11月8日)(韓国語)
ちなみに、この記事の最初に 「米国の靴ブランド(株)ラカイコリアは…」と書かれていますが、米国の靴ブランドと言ってるだけで、米国ラカイことを言っているのではないとか言い訳するのですかね?記事の内容はラカイコリアKRの収益金の一部を大韓民国独島愛協会に寄付するというもの。
ラカイKR独島後援スニーカー
太極旗をモチーフにしたスニーカー。収益金の一部は独島愛協会に寄付される。
3.1運動記念プレゼント企画(2018年2月28日)(韓国語)
太極旗が商品をプレゼントする企画。
3.1節ムクゲエディション
「東海」「大韓独立」「白頭山」などが漢字で書かれた無条件愛国シューズ最高傑作。
大胆不敵とはまさにこのことですね。他にも色々ありますが、挙げるときりがないのでこの辺にします。さらに見たい人は以下のリンク先から探してみてください。
お知らせ- ラカイコリア(韓国語)
そんな反日と愛国を掲げて商売するラカイコリアですが、以前に日本のラカイが旭日旗製品を販売したことで非難を浴びたことがあります。その時の記事がこちら。上の内容を知った上で読むと、よくもまあしゃあしゃあとこんなことが言えたなと思います。
ラカイジャパンが販売するTシャツに戦犯旗が描かれている。 米国の靴・衣料品製造会社「ラカイ」が戦犯旗が描かれたTシャツを販売して論議がおきている。 SNSやインターネットコミュニティに旭日旗製品が販売されていることが知られると、ネチズンたちは「これが現実。そのまま無条件愛国主義者を相手にした商人」「独島後援シューズを一つ買おうと思ったが、韓国では独島で利益を得て、日本では旭日旗で利益を得ているのか?」と避難した これに対してラカイコリア側は23日、「ラカイコリアとラカイジャパンは、米国本社からデザインと製品の生産ライセンスをそれぞれ与えられ、独自に当該国で運営している」とし、ラカイジャパンの旭日旗Tシャツとの関連性を否定した。 ラカイコリア側は、「ラカイというブランドネームは共有しているが、製品の生産とデザインに関する内容は、日本側と共有したり確認したりしていない」とし、「そのまま米国本社とだけ疎通しており、これは他国のラカイも同じだ」と答えた。 さらに、「しかし、ラカイジャパンの製品が存在するかどうかを含め、販売状況をチェックせず事前に対応しなかった点は、ラカイコリアのミス」とし、「現在、米国本社を含め、当該製品を販売しているすべての販売店に製品の販売中止を要請し、その製品が下げられた状態」と答えた。 また、「今後も戦犯旗のついた製品が再販されれば、強硬に対応するという意見を米国の本社側に伝達した状態」と述べた。 一方、「現在も、この問題について、消費者の抗議と問い合わせの電話が来ている」とし、「現在の状況をできるだけ詳しく説明するために努力しており、今後のような問題が発生しないように絶えず努力する」と述べた。 太極旗と靴を組み合わせたラカイKRシリーズの今後のリリース計画の質問には、「ラカイジャパンを含む他国ラカイでは、当社の独島関連製品について異議申し立てと削除要請が来ても、できる限り発売を計画する予定であり、独島は韓国の土地に違いないので、他国の圧迫は気にしない計画だ」と答えた。 「ラカイ(Lakai)」は、米国の靴会社だ。1999年に初めて設立され、現在は靴だけでなく、衣類などさまざまな製品を生産販売している。現在、英国、日本、インドのなどに進出しており、昨年7月には、国内にも進出し、さまざまな製品を披露した。そのうちの一つが、昨年10月に発売した「ラカイKR」である。 ラカイKRは、靴に太極旗を形象化した製品群である。赤と青のを入れて太極文様を入れ、その中に四卦(乾坤離坎)を入れた。シューズボックスにも、韓半島と独島を含めて入れることもした。 この製品は、有名なアイドルグループのメンバー、カン・ダニエルが着用して話題を集めたりもした。昨年11月には、同製品の販売収益金の一部を独島愛協会に寄付することで合意を結んだ。 ソース:http://www.mediasr.co.kr/news/articleView.html?idxno=47745
こんな状況ですから、韓国人がラカイコリアを米国ラカイの韓国支社だと思ってしまうのは当然でしょう(私もそう思っていました…)。YouTubeには、「米国企業が独島は我が土地と主張するwwラカイコリアエディション」という米国企業が竹島の韓国領有を認めたとする動画も上がっています。
米国ラカイとラカイコリアの間で、これまでどのような話し合いが行われてきたのかは分かりませんが、一つだけ確かなことは「ラカイコリアは米国本家のラカイとはまったく関係ないブランド」ということです。
あくまで推測ですが、韓国における商標を先に取られて法律的にも手が出せない状態になっているのではないでしょうか。しかし、米国本家ラカイが認めていないので、ラカイの偽物であることに変わりはありません。
韓国人としては、旭日旗を憎悪し、独立運動家を称賛し、独島は我が領土と叫んでいれば偽物を売る企業でも気にしないのでしょうか。韓国人に限らず、第三者的に見ても、海外のブランド名を勝手に使用するような企業の主張に真正性を感じることができないばかりか、金儲けのために反日や愛国を利用しているのではないかと疑ってしまうのが自然ではないでしょうか。
この件について日本メディアや韓国メディアは報じていませんが、この記事を見ているメディア関係者の方がいましたら報じてください。
海外ブランドと関係があるように装い、過激な反日活動をする企業を放置しておいていいのでしょうか?
記事引用元:http://blog.livedoor.jp/kaikaihanno/archives/57072786.html