731部隊のガセ証言が論破された事に激怒した朝日が自称ファクトチェックをやらかして恥を上塗り

「名簿」に載っていたこと
war-medicine-ethics.com
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では、入隊した年齢についてファクトチェックしよう。

関東軍防疫給水部の「留守名簿」は公文書として残されている。1945年1月時点で所属する3607人の実名や階級、連絡先が記載されていた。

国立公文書館から名簿の全面開示を2018年に受け、分析作業を進めている滋賀医科大学名誉教授の西山勝夫さんは、BuzzFeed Newsの取材に、「14歳で入隊は嘘」「大学のみの採用」といった主張は、誤りだと指摘する。

まず第一に、現代ビジネスの記事で取り上げられた須永さんの名前は、開示された名簿で確認(写真下)することができる。

それによると、須永さんの生年月日は1927年11月生まれ。部隊に所属された編入日は1942年4月5日であると記されている。つまり、当時の年齢は14歳だった。証言に齟齬はない。

また、西山さんが「留守名簿」に記されている生年月日と部隊に編入日をクロス集計したものをもとに、BuzzFeed Newsでまとめたところ、1942年3月21日から5月1日にかけて、1927~28年生まれの66人(29年生まれも1人)が、編入していることがわかる。

つまり、須永さんが入隊した1942年4月の同時期に、14~15歳の子どもたちが多く入隊していることを示していることになる。当時は、尋常小学校(その後は国民学校初等科、6年制)と高等小学校(国民学校高等科、2年制)を出て14歳で働くことは、珍しくなかったのだ。

なお、残されていたほかの名簿も含めると、西山さんの集計では1930年代生まれが84人確認されている。名簿は1945年のものであるため、少なくとも14~15歳の子どもたちが84人、終戦の年に在籍していたことは明らかだ。

名前から女性とみられる人も混ざっているため全員が少年隊とは限らないが、うち82人は「傭人」であることから、多くが少年隊であった可能性は高いと言える。

(続く)

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