記事は
「冷戦終結以降、拮抗するライバルの艦隊が
消えたことで米国、北太平洋条約機構(NATO)
加盟国などは対艦ミサイルの新技術を開発せず、
現在でも亜音速対艦ミサイルの使用が一般的だ。
しかし、日本だけは海上戦力の増強に重点を
置き続けており、大量の護衛艦や初のドック型揚陸艦
(おおすみ型輸送艦のこと)を建造して軍備の質と量を
急速に高めるとともに、空母打撃群づくりを始めている」
と指摘。
「日本は中国海軍がグリーンウォーター・ネイビーから
ブルーウォーター・ネイビーへと成長するのを黙々と
注視し続けてきた。今、中国海軍は軍艦の総トン数、
数量いずれにおいても海上自衛隊を上回っている」
と続けた。
そのうえで
「新型対艦ミサイルXASM−3によって、実力の天秤が
日本に傾く可能性がある」
と主張。
「ラムジェットエンジン搭載で最高飛行速度が
マッハ3を超え、しかも水面付近を飛行可能で
あることから、軍艦を発見してからわずか30秒足らずで
攻撃することができる。中国はこのミサイルに極めて大きな
憂慮を抱くことになる。なぜなら、
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