その根底に、中世も近代も持ちえなかった
民族の“悲劇”があります。
「近くて遠い国」
の住人の特殊性と品性を
地理的・歴史的に解説し、
日本はどう対処すべきかを
明らかにしたのが本書です。
日韓歴史共同研究で韓国の
歴史学者たちと激しくやり合った
経験を持つ著者・古田博司
筑波大教授は、朝鮮半島の歴史を
研究し続けた結果、北も南も
李朝の時代からまったく
変わっていないことに気づきました。
古代から現代にそのまま移行した
彼らには「法治」がない。
平気でウソをつく、誰もが卑劣なので
「卑劣」の意味がわからない。
それが悪徳とは思いもよらないのだと
断じます。
北朝鮮には崩壊への「恐怖」があり、
韓国には日本への「憎悪」がある。
すべて自分たちのせいなのに、
反省しない。
日本人とは正反対のその民族性を
理解することが日韓・日朝関係の
大前提と説く著者は、
「助けず、教えず、関わらず」の
非韓三原則を提唱。
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