教科書では
「わが国(韓国)の位置」を
「東端…東経130度41分22秒」
と記載していた。
つまり、韓国が現在、東端と主張する
竹島の位置(東経131度52分)から
約130キロも西側(韓国寄り)が、
自国の東端と教えていたわけだ。
この教科書が注目されるのは、
韓国の李承晩(イ・スンマン)大統領
=当時=が日本海に一方的に
「李承晩ライン」をひいた52年から
5年後に出版されていることだ。
韓国政府は54年に海洋警察隊を島に
常駐させ、現在に至る不法占拠に
つなげているが、57年の出版時点でも、
韓国は
「竹島領有」
を子供たちに教えることに自信が
なかったとも受け取れる。
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