文在寅の公式宣言を『安倍首相らが公然と無視する』末期的な事態に突入。身勝手な態度に米軍が怒り狂う

「北に教える」と文在寅

 そもそも、韓国に「拒否権」はあるのですか?

鈴置:「ホラ」です。米国が北朝鮮を攻撃する際、

    少なくとも初めの第1撃は洋上の空母や

    グアムの基地から攻撃機が発進し、

    ミサイルが放たれると見込まれています。

    韓国外からの攻撃ですから、韓国の許可を

    得る必要はない、というのが常識です。

    なお、多くの専門家は在韓米軍基地から

    第1撃をかける可能性はまずないと言います。

    攻撃前に韓国政府にばれてしまい、

    北朝鮮に通報される危険があるからです。

    文在寅氏は大統領選挙の期間中

    「米国から攻撃を通告されたら北朝鮮に知らせ、

     その挑発をやめさせる」と語っています。

    米国がそんな指導者に戦争を事前通告する

    わけがありません。

    「仮に通告しても開戦数分前。

     形式的なものになるだろう」

     と専門家は口を揃えます。

朴槿恵政権にも通報せず

「反米親北」政権でなければ、

状況は異なりますか?

鈴置:朴槿恵(パク・クネ)政権も米国は

   信用しておらず、当時から

   「韓国には事前に教えない」

   というのが一般的な見方でした。

   朴槿恵政権は北朝鮮には通報しないだろうが

   「離米従中」だけに、中国には確実に

   たれ込むと見られていました。

引用元http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/226331/082900121/

このあたりは米国や日本の安全保障専門家の

間では常識なのですが、文在寅大統領は

それを認めません。

「自分が米国から信用されていない」

と思われたくないのでしょう。

韓国の「中立宣言」にはWSJがすかさず反応しました。

「Seoul Warns U.S. Against Unilateral Military Action Against North Korea」(8月15日)で以下のように書いたのです。

Experts disagree on whether the U.S. would be legally obliged to seek Seoul’s approval before launching a military strike, particularly if the U.S. believed that its national security was at stake.

 
次ページに続きます。

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