ロンドン市内で12日開かれた設立
イベントにはブレア、ブラウン両政権下で
司法相や外相などを務めた労働党の重鎮、
ジャック・ストロー氏も参加。
同氏は基調講演の中で、
「ベトナムで韓国兵が行った性的暴行は
重大な人権問題だ。被害女性が求めている
のは賠償ではなく謝罪。韓国政府は女性たちに
謝罪すべきだ。人権重視の英国から被害実態を
調査することを国際社会に求めたい」
と述べた。
一方、同団体のメンバーで英国人フリージャーナリスト、
シャロン・ヘンドリーさんは、ライダイハンを育てた
というベトナム女性7人から被害実態を聞いた。
韓国兵は多くのベトナム女性に性的暴行を加えたり、
慰安婦として強制的に慰安所で働かせていたりしたと
指摘した。
その上で、ヘンドリーさんは
「人間として恥ずべき行為がベトナムで行われた。
国際社会が被害女性と子供たちを救うため立ち
上がるべきだ」
と話した。
事実関係究明のため、英国議会に調査委員会設置を
求める考えも表明した。
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