また、2018年が小渕恵三首相と
金大中(キムデジュン)大統領(共に当時)
による
「日韓パートナーシップ宣言」
から20年になる点を指摘。
「韓日関係が最も良かった時期。あの時の
両国関係が復活すれば良い。外交当局間でも
議論が始まることを望む」
と述べ、新たな政治合意への期待感を示した。
両国の指導者に対しては
「韓国がバランス感覚、日本が歴史認識と
配慮を備えることが大切だ」とも述べた。
李氏は、11月に更新期限を迎える日韓の
軍事情報包括保護協定(GSOMIA)が
1年延長されたことについて
「当然だと思う」と語り、評価した。
同時に
「その次の段階の協力は現時点では検討
していない。無理にやれば韓日関係が
後退する」
と述べ、韓国軍と自衛隊との間で武器の
部品や弾薬、燃料などを相互に融通し合う
「物品役務相互提供協定(ACSA)」
の締結には慎重な考えを示した。
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