韓国支社長が新たに就任した。会議室で演説が行われる→支社長「この会社は我々韓国人のものだ!貴様らウジ虫チョッパリは偉大な俺の前から消え失せろ!」→事件に。

私はある企業でそこそこ芽を伸ばして、

韓国支社に行ってほしいと言われて、

○年の単身赴任の予定で韓国に渡りました。

今なら

「何その左遷」

と声を大にして言うところですが、

当時は無知ゆえに出世と相まって

「栄転だ」

と喜び勇んで現地に行ったのです。

現地では部次長として入り、

現地部長(日本人)のもとで手腕を学んで、

一年後に入れ替わるように部長となりました。


この時、支社長の力が偉大だったためか、

信じられないことに大きな問題は

発生していませんでした。

小さな問題(日本的には多少大きめだけど、

お国柄としては日常茶飯事程度)

はそれなりにありましたが。

さらに年を重ね、部下の信頼も厚くなり、

また右腕とも言うべき


「部下の信頼に厚く、実績もあり、

 こちらの指示も良く聞いて良く動く」


部下もできました。

(数字上も態度もそういう印象だったのです。)

当時でも韓国国内では日本国旗を焼いたてたり、

数年住んでいてもタクシー乗車拒否とか

襲われるとかまれにあり、日本でいう繁華街の

裏通り程度に危険な場所ではありましたが、

さすがに慣れると危機回避もうまくなるのか

大して問題になることはありませんでした。

問題は、支社長が栄転で本社に戻り

重役になると話が出たときです。

われわれの中では誰が支社長になるのか

という話で持ちきりでしたが、

いかんせん現支社長がすごすぎて誰も後を

継ぎたくないという状況でもありました。

その騒ぎの中、新しい支社長として、

えー…

「ロッキード L-1011」

な会社で様々な功績を立てた非常に優秀な

お方が来られる、ということとなりました。

そして就任当日、大会議場に集められ、

就任あいさつとなったわけですが…

挨拶と言うよりもギレンの演説のごとく、

とにかく盛り上げるような話し方と内容で、

皆もヒートアップしていきました。

もはや会社ではなく、ひとつの政治団体か

新興宗教団体かという状況となりました。

そんな中、早口で言葉の半分が理解できず、

周りの盛り上がりの異質さにも疑問を持った

我ら日本人組が支社長には異質に見えたので

しょう。

我らが日本人と判ると弾圧するようなことを

言いだしました。

お約束の侵略云々です。

確か秀吉云々とかは無かったですが、

卑劣極まりない集団で韓国を蹂躙したみたい

には言ってました。

ヒートアップの果てに、とうとう問題発言

「この会社は我々韓国人のものだ!

 日本の支配から脱却せよ!」

そして

「貴様らウジ虫は偉大な俺のこの○○から

 消え失せろ!」

と言うようなことを言い、一瞬あっけに

取られた次の瞬間、いきなり横から

わき腹(腕)を蹴られ、壁に吹き飛びました。

そのいきなり蹴りをくれた奴が、件の

「右腕とも言うべき部下」

だったのです。

そして、それにより火がついたように

他の日本人社員も襲われ、私も酷く

殴るけるの暴行を受けながら、命からがら

逃げ出し、すぐに本社に連絡を行いました。


「大変です、新しい支社長が本社に対して

 クーデターを起こしました!」


ええ、何言ってるんだかわかりません。

本社のほうもとにかく落ち着いて詳細を

話せと言いますが、暴行を受けてボロボロに

なった日本人に何か思うところがあったのか、

電話中に若者に襲われ、ほとんど命からがら

近くの外資系ホテルに逃げ込みました。

(ちなみに韓国で警察ほど当てにならない

 ものはないということはすでに学習済み

 です。ええ、「学習」しました。)

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