韓国は毎日のように日本、日本、日本だ。
日本のことが気になって気になって
仕方がないという風景だ。
よく世論調査の結果に出るように
「いちばん嫌いな国は日本」
が本当なら、これはたまらなく不愉快だろう。
「われわれはもう日本の属国ではない!」
「日本のことなどもう見たくも聞きたくもない!」
と叫ぶに違いない。
今年は韓国が日本の統治から解放されて70年。
しかし「日本のことはもういい」という声は
どこからも上がらない。
「日本離れできない韓国」とは筆者が10年ほど
前に書いた本のタイトルだが、
相変わらず日本、日本、日本なのだ。
20日の韓国紙の1面トップも
「敗戦70年ぶりに安倍(晋三首相)が米議会で演説」
(中央日報)である。
韓国では日本の首相が訪米して議会で
演説するという話に異様な関心を示している。
「安倍演説実現」に対しては、いまいましい
雰囲気がありありで、ついでにミシェル・オバマ
米大統領夫人の日本訪問にも嫉妬(?)がうかがわれる。
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