空港側は出国ターミナルのトイレ前
で一人の男性が裸で大声で叫んでいる
と通報を受けた。
現場に出動した警官と保安要員6人は
チョ容疑者を発見して落ち着かせよう
としたが、チョ容疑者はその場に
座り込んで大便をし、警官と乗客らに
投げつけたと空港側は伝えた。
引き続きチョ容疑者は裸で飛び回り
ながら近くの商店の器物を壊して
乱暴を働いた。
空港側は
「チョ氏を乗客がいないターミナル
北に誘導して再度、落ち着かせよう
としたがチョ氏が反発し、警官らが
武力で制圧するほかなかった」
と説明した。
空港によればチョ容疑者はその後の尋問
で
「バイアグラ(勃起不全治療薬)を
いっぱいのんで気を失った。
壊れた物は弁償する」
と述べた。
ニューヨーク居住者で米国の
パスポートを所持するチョ容疑者は
休暇でプーケットを訪問して仁川
(インチョン)に帰る航空機を
待っている間に乱暴をはたらいた。
当時の状況を目撃したワニー・ミン
(28)氏は現地報道機関との
インタビューで
「私が空港で目撃した最もおぞましく
怖ろしいものだった」
とし、
「彼が他の乗客を攻撃しないかと
怖かった」
と伝えた。
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