■炎上リスクが高いが…
ザルコ選手は、2度の
「Moto2クラス(600㏄)」
優勝を引っ提げ、17年に
「MotoGPクラス」(1000㏄)
デビュー。
1年目でランキング6位と健闘し、
「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」
のタイトルも獲得した。
18シーズンにも出場し、
第一戦(カタール)は8位、
第二戦(アルゼンチン)は3位。
今季も快調ぶりを見せているが、
両試合で
「旭日旗」
がデザインされたヘルメットを
着用して試合に臨んだ。
旭日旗をめぐっては、旧日本軍で
軍旗などとして用いられたこともあり、
主に韓国などから批判を集めることが
少なくない。
スポーツ界でも
米大リーグ・ドジャースの前田健太投手
(30)が17年7月、SNSへ投稿した
画像に
「旭日旗」
が写っていたため、
韓国のネットユーザーから批判が
相次ぐ騒ぎに。
平昌冬季オリンピック期間中には、
フリースタイルスキー・モーグル
男子の西伸幸選手(32)が、
旭日旗を連想させるデザインの
ニット帽を被っていたとし、
謝罪に追い込まれた。
■日本人ライダーをリスペクト
今回の出来事も俎上にのぼった。
韓国のニュースサイト
「Insight」
は18年4月15日、
「レースに対する韓国人からの批判」
と題した記事を配信。
MotoGPの商標権を所持する会社に
抗議文を送ったネットユーザーを
紹介している。
ザルコ選手は数年前から同様の
ヘルメットを着用していると
みられるが、どんな意図があるのか。
住友ゴム工業のブランドサイトに
15年7月に掲載された
インタビュー記事で、ザルコ選手は、
「僕のコーチは1992年にGPの
メカニックをしていたんだ。
で、彼から日本人ライダーの
ことを聞いた。
あの頃、坂田、上田、若井が
GPにやってきて、彼らはすごく
強かった。
マネージャーから彼らの
ストーリーをいろいろ聞いて
いたんだ。
それで、
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