全員の顔と校長先生の拳がぼこぼこの血まみれになった辺りで全員が容疑を認めた。
そこから日々の生活態度から(校内でタバコと賭け事やってたとの情報も遺書に書かれてた)
どれだけの罪をやってのかをまた暴力込みで徹底的な糾弾。壇上に飛び散る血しぶき。
親と全校生徒の目の前で土下座しても「だからといって自殺した人は絶対に戻って来ない」
「お前達が全員命を落としても取り返しは付かない」「絶対にあってはならなかった」
「それをお前達は」とかまだ許してなさそうだった。
昼休みも終わった頃にやっと開放。給食が終わったら今回の事について無記名のアンケートを書けと用紙が。
主犯以外の親も校長室に呼んでた。どうやらアンケート用紙の答えを全部親に読ませてたっぽい。
そして自殺した生徒の親を呼んで、目の前で全力の謝罪の土下座を校門の前で。
これで許してたら変わってたかもしれない。でもその親達は「許しきれない」って言った。
それから犯人達は中学のフィールドワークと称して延々ボランティア活動をやらされてた。
朝五時から草刈り、終わったら夕方までゴミ拾い、夜は公共施設の掃除等。
その日から毎日犯人達を許せるか?とかいうアンケートを書くように言われた。
そんなこんなで、半年以内に犯人全員が腑抜けみたいな感じに、その内一人が自殺した。それからすぐに校長も自殺した。
遺書には例え虐めていたとしても若き生徒の芽を摘んだ事、アンケートの内容を改ざんして犯人達へ伝えてた事の謝罪が書いてあったらしい。
今でも犯人達は家にいるけど、何もしてないとの話。成人してから主犯も自殺した。虐められてた生徒の家は慰謝料で引っ越した。
あれだけ怒った人を今でも見た事なくて修羅場。