しかし、同関係者は
「両首脳の通話は米国の急激
な態度変化(先制攻撃)を
阻止するための一環なのか」
との質問に対しては
「総合的に見て、そのような
面がある。北朝鮮の核の状況
が新たな局面に入る可能性に
対応するため、両首脳は迅速
に電話会談を行った」
と答えたという。
米韓はまず、75日間の沈黙を
破って挑発を再開した北朝鮮の
意図を把握することに総力を
上げるとみられている。
北朝鮮が核・ミサイルによる
挑発を続けると判断した場合
には米国主導の追加措置が議論
される可能性もあるという。
文大統領は過去に
「ICBMの核兵器化」
をレッドラインとして示しており、
北朝鮮はそれを踏んだと判断されて
いる。
文大統領がNSCで
「火星15型」
をICBMではなく
「大陸を飛び越える弾道ミサイル」
と表現したのもこれを意識したもの
である可能性が高いという。
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