そして後日、店長・副店長・私と西田を含めて
三人で話し合いました。
記憶が曖昧ですが、こんな流れだったと思います。
長「西田君、最近金庫の伝票と中の金額が
合わないんだけど、何か知らないかな」
西「さ、さあ…ウリが管理した時は間違いがないニダ」
副「西田君がシフトに入っている時しか起こっていないんだけど」
西「!ウリを疑っているニダか!?」
副「いやいや、だから君が重要な参考人だと…」
西「ウリを疑うなんて差別ニダ!ウリが在日だからか!?」
私「いや、言ってないじゃん…」
西「最近、でんがウリと一緒ニダ!ウリが確認した後に、
でんが抜いているニダ!!」
私「え、防犯ビデオには私が金庫に近づいた映像は
無いけど・・・(もちハッタリ)」
西「!!くぁwせdrftgyふじこlp;!!」
<ガタン!がしゃ───ん!!>
火 病 発 病 で す
もー、人の話なんか聞く機能が備わっていないですね。
どこをどうすりゃ、いきなり話も聞かずキレるのか
呆れるばかりです。
当然、やましいことをしていたからでしょうが。
もう、その暴れ方たるや凄まじいものでした。
積んであるゲームのCDは崩す、
壁掛けのトレカははずす、ファイルは投げる…
冷静に見て、物凄く怖かったです。
店内の1/3は壊滅的な打撃を受けました。
しかし、普段温厚な店長が物凄い行動を起こしました。
暴れている西田の首根っこをつかみ、
壁に片手でドン!!と押し付け、
「副店長、でん、今日はいいよ。お疲れ様。また明日な」
と、 笑 顔 で 言うわけです。
その日は副店長と共に、店を出ました。
後日、西田のタイムカードはありませんでした。
店長に聞くと、そのほかにも悪行はあったらしいです。
思い出しただけでも、 ・廃棄のゲームCDを勝手に
研磨して、キズが残っているのに買取
⇒自分の財布に ・マジック・ザ・ギャザリングの
高価なカードを抜き取り ・売り物のゲームCDの
窃盗 ・掃除の手抜き が判明したそうです。
あまりにも単純…。
普通、ばれそうなことなので、誰しもが
一度は思いつくけど やらないケースのオンパレです。
それは全て、西田の口から聞いたものだそうです。
しかし尚、 「でんが犯人」 「在日だから差別した」
「ウリの家が貧乏だからしかたないニダ。日本が悪(ry」
とわめきちらしたそうですが。
どうしてこう、法則通りなのか…
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