マティス長官は18日、記者団から
「ソウルを危険にさらさず行使できる
北朝鮮への軍事オプションはあるのか」
との質問に
「ある。しかし詳しい内容は話さない」
と答えた。
米国の国防政策トップの口から韓国の
安全保障に重大な影響を及ぼす言葉が
出たにもかかわらず、韓国政府はその中身に
ついて全く知らされていなかったのだ。
韓米両国は軍事的には同盟関係に
あるものの、互いに全ての事情や考えを
伝え合っているわけではないし、
また現実的にそれは不可能だ。
しかし今は実際に戦争が起こる状況を
真剣に想定せざるを得ない
「超非常状態」
にある。
韓国における安全保障政策の核心は
韓米両国の連合作戦だ。
そう考えると今こそ韓米両国の間に
わずかの隙もない緊密な連携が何よりも
重要であり、しかもそれが韓半島(朝鮮半島)に
おける軍事作戦に関するものであれば、
全ての情報とその内容が共有されなければ
ならない。
ところがその実情は、米国が韓半島における
重大な作戦計画を進めていても、韓国政府は
それについて何も知らされていないのだ。
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