中国の政府系シンクタンク、
中国社会科学院日本研究所の盧昊
(ルー・ハオ)氏は22日、
中国共産党系の国際紙・環球時報の
インタビューで、
「安倍政権はその独断傾向や内部
スキャンダル、国内外の政策面での
多くの欠点を批判されてきた。
だが日本の有権者は、安倍政権の
欠点を認めながらも安定した政権
運営経験のある与党の方が、
マニュフェストに新味がなく与党と
同じ感さえある野党よりましだと
考えたようだ」
とし、
「保守的かつ消極的に安倍氏を選択した」
と分析した。
一方、中国の軍事専門家の張召忠
(ジャン・ジャオジョン)氏は、
「日本は強者を崇め、弱者を軽視
する国だ。日本に米国と同じよう
に中国の言うことを聞かせるには、
中国の経済力、軍事力、
ソフトパワーが日本の3~4倍に
なる日を待たなければならない」
との認識を示した。
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