【仮想敵国】韓国「米国さん、空中給油機を売って」→ 米国「北朝鮮は近いから必要ないよね」→ 韓国「東京を爆撃するのに必要だ」
「仮想敵は日本」韓国GSOMIA破棄の裏に軍備増強の歴史あり! 田岡俊次が解説〈AERA〉
機密軍事情報をやりとりする
「GSOMIA」
の終了を通告してきた韓国。
実は冷戦終了後、韓国軍は常に日本を
「仮想敵」
として軍備の増強を進めてきたという。
一般の韓国人だけではなく、韓国軍は日本を
「仮想敵」
とする姿勢を露骨に示してきた。
冷戦が終了した1990年代から
「主な敵は日本か北朝鮮か」
との
「主敵論争」
が起き、国防白書から北朝鮮を敵視する表現が
削られたこともあった。
北朝鮮の海軍、空軍は装備が旧式なため、
韓国海軍、空軍が軍備増強、近代化の予算を
獲得するには日本を仮想敵にする必要があった。
たとえば韓国海軍が87年、ドイツに
「209型」潜水艦(潜航時1300トン)
3隻を発注した際には、議会で
「日本の通商路を遮断するため」
と説明した。07年には1万9千トン級の
ヘリコプター空母を就役させ、
「独島(ドクト)」(竹島の韓国名)と命名。
日本との対決姿勢を示している。
また韓国空軍は
「1千キロ圏」
での制空権確保を目標としており、
その圏内には東京が入る。
韓国空軍の代表が米国防総省を訪れ、
空中給油機の売却を要請したこともある。
米国側が
「北朝鮮の奥行きは300マイル程度。
給油機は不要では」
と問うと、
「東京を爆撃する際に必要だ」
と言い放ったという。
国防総省の担当者は驚いて日本側にそれを
伝え、給油機は売らなかった。
だが韓国空軍は欧州のエアバス社製の
A330給油機4機を発注、最初の1機は
昨年11月に到着した。
韓国空軍は
「独島防衛に有効」
と言っている。
このほか、爆弾や対地ミサイルを最大11トン
積める複座の戦闘爆撃機F15E(韓国用はF15K)
59機を保有する。かのB29の最大9トンを上回る
積載能力で、戦闘行動半径は1250キロ。
空中給油無しでも東京を爆撃できる。
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