◆慰安婦像「有害だね」 サンフランシスコ市を現場ルポ 寄贈受け入れから1カ月
米西部カリフォルニア州の
サンフランシスコ市が慰安婦像と
碑文の寄贈受け入れを決定して
から1カ月余。市民らからは像への
反対意見も聞かれるものの、徐々に
認知が進み、その影響は着実に浸透
し始めていた。
一方、公共物化するという市議会の
決定を承認した市長、
エドウィン・M・リー氏の急逝を
受けて急遽行われることになった
市長選では、像や大阪市との姉妹都市
関係をめぐる一連の問題は、
ホームレス問題など他の争点の影に
埋もれようとしている。
「毎日来ているけど、何だか知らないなあ」。
慰安婦像と碑文が設置された、
サンフランシスコの中華街にある
セント・メリーズ公園。
昼食を取っていたソフトエンジニアの
リラン・ウィンターさん(29)は、
像についてこう話した。
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