小学生の頃、Yという同級生に
1年生の時から奴隷扱いされていた。
Yは親がヤ○ザという噂で、怖いもの知らず。
Yのターゲットはぼくのみ。
5人の悪い奴軍団の下っ端だったYだが、
ぼくにはとてつもない恐怖の存在だった
ぼくは優等生で成績もそこそこよく、
決まりごとは当然守るし、暴力はもちろん
大嫌いだった
Yはそれを知った上でぼくに万引きを強要したり、
野良猫の尻尾を切れと命じたりした
(猫は捕まえられなかったからやらずにすんだ)
他にも女の子の前での辱め・宿題の代理・放課後の
使い走り(金はもちろんぼく)
ゴキを食べさせられる・理由無き暴力・・・
6年生の秋まで、毎日何かしらやられていた
Yは頭は悪いくせに狡猾で、見えないところで
それらを実行する。
ぼくはいじめられているのが恥ずかしかったから、
周囲には
「Yとは仲良く、これは友達の悪ふざけなんだ」
という取り繕いをしていた。
だから同級生は、ぼくがそんなに酷く
いじめられているとは夢にも思っていなかった。
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