受験前日。空港で『お客様のチケットはキャンセルされています」私(え?)→帰宅すると、瞬間的に、首を力いっぱい・・








 

わけが分かりませんでした。
身に覚えがないと伝えましたが、シーズンがシーズンなだけに全て満席で向かうことができないと。
当日も全て満席だと。新幹線も同じ状況でした。
あまりのことに愕然として学校に連絡しましたが、二次試験もない、と。
ただただ、何も考えることができず、呆然として家に帰ると母が一言。

「よかったじゃない、宿代、返ってきて」

全てを察して母になぐりかかりました。
泣いて泣いて馬乗りになってなぐりました。母も抵抗して私の顔を掴んだり暴れたりしました。
うっとうしいので首を絞めました。ぐううっと絞めました。
だんだんと母の顔色が変わっていくのを、「あー、赤くなって青くなってる」と静かに思ってました。
なんだか途中で疲れてしまって、手を離しました。母は吐いてました。
そのままはだしで、そこら中をふらふらと歩きました。

ただふらふらふらふら歩いて、気付いたら幼馴染の家の前に来ていました。
小学校からのなじみなので幼馴染といえるか分かりませんが…。
ひどいいじめにあってる頃も、変わらず遊んでくれた唯一の子でした。
顔見知りの中で、一番信用している子の家でした。

だからこそ家に入ることができなくて、軒先でぼーっと見て、帰ろうとした矢先防犯ブザーが。
慌てて茂みに隠れようとしたのですが飛び出してきたご両親に御用。
目を腫らしあられもない格好で泥まみれになってる私を見て、
慌てて幼馴染がお風呂の用意をしてくれました。
物凄く面倒見のいい子なんです。私が男だったら間違いなく嫁にしたと思います。

お風呂をお借りして、泥を丁重に処理して、
ふかふかのタオルで体を拭いてると涙が止まらなくなりました。
すっぽんぽんで半濡れのままただただ泣く自分に、
ぎゅうっと幼馴染が抱きしめてくれたのを今でも覚えています。
幼馴染のお母さんも体のあざを見て、ただ事ではないと察したようでした。

次ページに続きます。



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