昨日、文在寅(ムン・ジェイン)
大統領と中国の習近平国家主席が
首脳会談を行った。
多者間国際会議の途中に行われた
以前の2度の会談とは違い、今回
は韓国大統領の
「国賓訪問」
会談だった。
それだけに形式と内容はいずれも
両国の大きな関心事だった。
両首脳は韓半島(朝鮮半島)の平和
と安定のための4大原則に合意した。
▼韓半島で戦争は絶対無用
▼韓半島の非核化原則の堅持
▼対話と交渉を通じた北朝鮮の非核化
▼韓国と北朝鮮の関係改善だ。
両国が北朝鮮の核解決の原則を
明らかにしたわけだが、また別の
議論の的になるおそれがあるという
点で懸念もある。
もしかするとあるかもしれない
米国の対北朝鮮軍事オプションや
戦術核の韓国配備などに同意できない
という意味として解釈される可能性
があるためだ。
THAAD問題に対する見解の差も
依然として縮められなかった。
文大統領は
「最近の苦難は相手の立場になって
考える機会になった」
と話したが、習主席は
「今、誰もが知っている理由で
中韓関係は後退を経験した」
とし、韓国の責任について言及した。
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